I荘
皆様、おはようございます。
【ひとりごと】のお時間です。
この世には不平も不満も不安も孤独も。心が寂しい人ばかり。
そんな皆様の拠り所になります。
いいえ、お金は1銭も頂きません。
お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます。
さて、今日のお客様は・・・。
あれは、2年前の5月。梅雨独特の匂いを感じながらあるお客様のご対応をさせていただきました。
引っ越しのお手伝いです。
I様は当時、家賃の滞納をしていました。
引っ越しもしなければならない。家賃もお支払いいただければならない。
そんな方。
私は、ご訪問させていただき先ずは家賃の支払いについての計画。
次に引っ越しの計画と意外にも話はスムーズに進みその日は事無きを終えました。
スムーズに進む日もないとないと!と微笑んだのを今でも覚えています。
6月分家賃に加え滞納分を分割支払い。
入金日に1本の電話。
『江上さん、もう無理かもしれない・・・』そんな不穏な電話がかかってきました。
電話の奥ではわんちゃんが異常に吠えており(当物件ペット禁止)私も緊急を察知し現地へ。
訪問するとラークを吸いながら出迎えて下さるI様。
『マジか』心でそう思う私。
※ここからのくだりは非常に長い為、要点をまとめます。
以下
・自分には彼氏がいる。その彼氏に暴力を振るわれている。お金を貸している。
・自分には息子がいる。ブラック企業で働いている。息子が生活資金が足りないと連絡がある為、仕送りをしている。
・飼っている犬が病気にかかり治療費がかかる(当物件ペット禁止)
要約するとこの3点でした。
彼氏に関しては過去にも警察沙汰になっていたようで今回も相談済み。
100万円近く貸しているので別れられない。暴力をふるった後は決まって謝罪の電話、愛の言葉を伝えてくるとの事。
→私は歪んだ愛に終止符を打った方が良いのではと諭しました。
もちろん愛の形は人それぞれなので介入は出来ませんが。。。
息子様への仕送り。
→初めてかもしれません。お客様へ熱弁したのは。
『自身の母が生活できないくらいまで追い込まれながら仕送りしてる事を、息子様は知っているのですか?そうやって削られたお金でサポートされても喜びませんよ!I様の生活があり次に何かしてあげたい。息子の為に。そうじゃないですか?彼氏の関係も上手くいっていない。家賃も滞納してる。その状況を素直に話して理解してもらい、全て精算してから、息子様になにかしてあげるでも遅くないんじゃないでしょうか』
わんちゃん。(当物件ペット禁止)
→お知り合いにペットショップ経営してる方がいるそうなので一時預かってもらう。I様いわくセラピー犬との事です。
そんなこんながあり、この壮絶な話し合い以降、彼氏との連絡は控え、息子様も状況を伝え応援してくださり、わんちゃんも預け、滞納分もしっかりと支払し、無事迎えた引っ越し1ヵ月前。12月。
I様から着信。震える声は寒さじゃないと感じた私は訪問。
確かに部屋は寒かったのですが、見るからに怯えており話を聞くと、『不動産会社の男が好きになったのか!俺から乗り換えたのかと』怒号を浴びせられてとの事。
・・・えっ。会ったの?彼氏に?
そんな事を思いながら話を聞くと。
どうも、お金を返すとの口実で会ったとの事でした。幸いにも暴力は振るわれず即帰宅したとの事で、安心はしましたが、まさか私に火の粉が降りかかるとは思いもしませんでしたね。
しかし、なんやかんやあっても時は過ぎるもので無事引越し当日。
もちろん、引っ越しは無事完了。取り交わし書類も洩れなく完了。
I様より『お世話になりました。本当にありがとうございました。』
と温かいお言葉をいただきました。
息子様も新居に遊びに来ると言ってくださったようで彼女を連れてくるとかこないとか。わんちゃんはペットショップの知り合いとうまく連携して飼育するそうで、I様の人生がこれから良い流れに行くのではないかと感じた最後でした。
・・・ただ、I様との別れ際。I様の携帯の着信の名前が彼氏さんだった点を除いてはですが。
そんな過去のお話。